Vol.33 未来の建築が集まる。BAUって何?
週末なので、
今日は少し寄り道です。
ドイツのミュンヘンで
2年に一度開かれる、
「BAU(バウ)」
という展示会があります。
僕はこのBAUへ、
毎回足を運んでいます。
でも、BAUって何?
日本ではあまり
知られていませんよね。
■住宅展示場ではありません
BAUを簡単に言うと、
世界を代表する
建築の国際見本市です。
「建築の展示会」と聞くと、
モデルハウスが並ぶ
住宅展示場を想像しますが、
それとは全然違います。
窓、ドア、外壁、屋根、
断熱材、換気、空調、床。
建物に関係するメーカーが、
世界中から集まります。
住宅だけでなく、
ビルや商業施設、改修、
建築のデジタル技術まで。
建物に関係するものが、
とにかく全部集まります。
■どれくらい大きい?
前回のBAU 2025には、
58か国から2,230社が出展。
来場者は、
18万人を超えました。
展示面積は、
20万㎡以上あります。
一日ですべてを見るのは、
まず無理です(笑)
朝から歩き続けても、
気になるブースを回るだけで
一日が終わります。
■大きいだけじゃない
僕がBAUをすごいと思うのは、
単に規模が大きいからでは
ありません。
BAUの会場に並んでいるのは、
今売れている商品だけでは
ないんです。
これから建築が直面する問題と、
その解決方法が並んでいます。
例えば、次回のBAUでは、
資源をどう循環させるか。
気候変動に、
建物がどう備えるか。
暮らし方の変化に、
建築がどう対応するか。
AIやデジタル技術で、
建築をどう変えるか。
といったテーマが
掲げられています。
つまりBAUは、
「今、何を売るか」
だけではなく、
「これから、どんな建物を
つくらなければならないか」
を考える展示会なんです。
■inVENTerも出展しています
ヴェントサンの製造元である
inVENTerも、
BAUへ出展しています。
前回のBAU 2025でも、
住宅用の換気だけでなく、
学校、保育施設、オフィス、
集合住宅などに向けた
換気製品を展示していました。
BAUへ行くと、
ヴェントサンだけを見るのではなく、
建築全体の未来の中で、
換気がどんな役割を
求められているのか。
そこまで見ることができます。
■次回は2027年
次回のBAUは、
2027年1月11日から15日まで。
僕も行く予定です!
新しい製品を見ることも、
もちろん楽しみです。
でも、それ以上に知りたいのは、
ヨーロッパの建築業界が、
今、何を問題だと考えているのか。
そして、何を次の当たり前に
しようとしているのか。
ということです。
公式サイトは英語ですが、
写真やテーマを見るだけでも
雰囲気は伝わります。
ぜひ一度、
のぞいてみてください。
展示会を見るときは、
新商品を探すだけでなく、
「なぜ、これをつくったのか?」
にも注目してみる。
そうすると、向かおうとしている未来が、
少し見えてくるかもしれません。
次回は、
「僕がBAUへ毎回行く理由」
を書いてみます。
お読みいただき、
ありがとうございました!
改正でした!