Vol.61 夏の湿気、換気で何L入ってくる?

木曜日、やっと晴れましたね!

それでも今年は異常な長雨。。。

毎日湿気湿気湿気。ジメジメジメ。

前回は、冬の換気によって
室内の湿気が何L出ていくのか。

第三種換気とヴェントサンで
比べてみました。

今回は夏です。

冬は湿気が出ていきますが、
蒸し暑い夏は反対。

換気によって屋外から
湿気が入ってきます。

では、一日に何Lくらい
入ってくるのでしょう。

■真夏の条件で計算

今回は、

外気を30℃・湿度70%。

室内を27℃・湿度50%。

換気量を126㎥/hとして
計算してみます。

換気量126㎥/hは、

床面積100㎡、
天井高約2.5mの住宅を、

1時間に0.5回換気する想定です。

東京の8月は平年値で、

平均気温26.9℃、
平均最高気温31.3℃、
平均湿度74%。

30℃・70%は、
夏の蒸し暑い日として
現実的な条件です。

■湿度の数字だけでは分からない

外は湿度70%。

室内は湿度50%。

その差は20%ですが、

これだけでは水分の差が
よく分からないので計算すると、

外気は約18.8g/kgの水分量。

室内は約11.1g/kgの水分量。

その差は約7.7g/kgです。

外の空気には、
室内よりかなり多くの水分が
含まれているんですね。

ジメジメの元ですね。

■第三種換気では一日約28L

第三種換気は、

蒸し暑い外気を
給気口からそのまま入れます。

この条件で126㎥/hを
24時間換気すると、

屋外から入ってくる水分量は、

一日約28L。

2Lのペットボトル14本!
って猫除けか!

無茶苦茶多い!

■ヴェントサンでは一日約7L

では同じ条件で、

夏期の湿度交換率74%を使う
ヴェントサンSPを計算すると、

入ってくる水分量は、

一日約7L。

第三種換気と比べて、

一日約21Lの流入を
抑える計算です。

ヴェントサンが
室内を除湿するわけではないです。

ジメジメ蒸し暑い外気から入る水分を減らすんです。

■入った湿気はどうなる?

室内を27℃・50%に
保とうとすれば、

入ってきた湿気を
外へ出す必要があります。

その役割を担うのが、
主にエアコンの除湿です。

空気中の水蒸気を結露させ、
ドレン水として頑張って屋外へ出します。

で、28リットルも取れなければ

そのエアコン1台だと足りないから

もう一台動かすか除湿器を・・・と。

今回の数字は、

同じ温湿度が24時間続くと
仮定した理論上の概算です。

それでも、

夏の換気は空気だけでなく、
大量の湿気も運んでいる。

ということは
分かりやすいと思います。

第三種換気では約28L。

ヴェントサンでは約7L。

夏は、外から入る湿気を
どれだけ減らせるかも大切。

ということですね。

給気温度と換気負荷の計算サイト

気象庁・東京の平年値

次回は、

計算サイトに表示される、
「冷暖房負荷を抑えた量●●W」。
これはエアコンの電気が減るという意味?
冷暖房負荷と消費電力の違いを
簡単に見てみます。

お読みいただき、
ありがとうございました!

改正でした!