Vol.55 秋の風を入れたい。でも窓開けてたら不用心?
夏の暑さが落ち着くと、
エアコンを止めて、
秋の涼しい風を
家へ入れたくなります。
でも、窓を開けたまま
外出される方は少なくなったのでは?
日本のよくある引き違い窓では
泥棒に思いっきりガラッと開けて入られますから。
そこで今日のお話しは、
ドイツなどではメインで使われている
ドレーキップ窓です。
ドイツに行ってびっくりしたんですよね、
すごく高性能な窓が普通にホームセンターで
ドカンと売ってて、買って帰れることに。
■一つの窓に、二つの開け方
ドレーキップ窓には、
内開きと内倒し。
二つの開け方があります。
内開きは、ドアと同じ感じ。
窓全体が室内側へ大きく開きます。
短時間で風を通したり、
窓を掃除したりするときに
便利です。
それに対して内倒しは、
窓の上側だけが
少し室内側へ傾きます。
開く幅が小さいため、
窓を大きく開けずに
風を入れられます。
ハンドル一つで、
2種類の開け方です。
外にはハンドルは無いので
基本的に外からは開けられません。
■内倒しなら防犯できる?
いいやんと思ったら、普通のドレーキップ窓は、
実は防犯できているとはいえないみたい。
ドイツ警察も、
内倒しにした窓は、
開いている窓と同じ。
と注意していました。
隙間から工具などを入れ、
窓を開けられる可能性が
あるらしいです。
なので、内倒しにした状態でも
防犯性能を確保した窓があります。
開く幅を小さくしたり、
金物を強くしたりして、
換気している状態でも
防犯試験を受けた製品です。
内倒しだからぜんぶ安全。
というわけではないみたいですね。残念。
■どんな使い方をしたい?
でも昼間、家にいるときだけ
秋の風を入れたい。
それなら一般的な内倒し窓でも
使いやすそうです。
夜も窓を少し開けて
眠りたい。
留守中も換気したい。
その場合は、
換気している状態でも
防犯性能が確認された窓か。
きちんと確認する
必要があります。
ドレーキップ窓なら、
大きく開けずに風を入れられる。でも、
内倒しにしただけでは
防犯窓にはならない。
ということですね。
窓を選ぶときは、
どのように開くかだけでなく、
どの状態で防犯性能があるのか。
そこまで聞いてみて
ほしいと思います。
ドイツ警察のサイト、
ちょっとおもしろいですよ。
今週開催されている
防犯の展示会では、
警察が毎日、
窓の防犯方法を
実演しているそうです。
警察が窓の守り方を
ここまで具体的に伝えている。
ドイツらしいですよね!
お読みいただき、
ありがとうございました!
改正でした!