Vol.83 交換の為だけに新製品を?
前回は、
旧型のファンが壊れても、
現行ファンへ交換して、
進化を取り込みながら
使い続けられる、
という話でした。
今回は、
壁についている操作盤、
コントローラの話です。
こちらも、
旧型のZR10,ZR31から、
現行のsMoveへ
交換することができます。
でも、交換のときには、
性能以外にも
気になることがあります。
■小さくなったら困る?
新しいsMoveは、
旧型のZR10より
コンパクトになっています。
「小さくなるなら、
すっきりしていいやん!」
新しく取り付けるなら、
そうですよね。
でも、今ある操作盤を
交換する場合は?
古い操作盤を外して、
小さな操作盤を付けると、
以前は隠れていた部分が
見えてしまうことがあります。
壁紙の跡。
日焼けや汚れの違い。
壁の開口。
操作盤は新しくなったけど、
周りがちょっと気になる……。
交換する人にとっては、
ここも大事なんです。
■そこでsMoveロング
そのために用意されているのが、
「sMoveロング」です。
操作は新しいsMove。
でも、外形は縦長。
ZR10からの交換に合わせて、
元のサイズを引き継いだ
コントローラです。
古い操作盤があった場所を
覆いやすくして、
交換しやすくしています。
新型は小さくなったのに、
わざわざ長いものも作る。
なんで?
以前から使っている人が、
交換しやすいように、
ということなんですね。
■新しく買う人だけでなく
新製品を作るときには、
小さくなった。
見た目が良くなった。
操作しやすくなった。
そんな特徴が目立ちます。
でも、それまで使っていた人が、
新しいものへ替えるときは
どうするのか。
取り付けてあった場所に
きれいに納まるのか。
そこまで考えて、
交換用の形も用意する。
僕は、こういうところに、
メーカーの考え方が
表れると思っています。
■全部を新しくしなくても
前回のファンも、
今回のコントローラも、
考え方はつながっています。
使える部分は残し、
必要な部分を新しくする。
家についている設備を、
少しずつ更新しながら
使い続けるための工夫です。
交換する際は、
接続しているファンや配線、
設置状況を確認して
ご案内します。
「古いから、全部交換です」
だけでなく、
今ある設備をどう生かせるか。
長く使う住宅設備だからこそ、
そんな選択肢があることも
知っていただきたいですね。
■長く使う、その先まで
新しい製品が出る。
以前のものは置いていかれる。
そうではなく、
以前の設備にも、
新しいものへつなぐ道を残す。
ファンの交換。
コントローラの交換。
sMoveロングは、
その考え方が形になった
製品の一つです。
新しく作るだけでなく、
交換するときのことも考える。
小さな操作盤ですが、
長く使う人には、
大切な工夫だと思います。
次回は、
「家族が増えたら、
換気の設定も変える?」
設備を長く使う間には、
暮らし方も変わります。
住む人数と換気量の関係を、
見てみます。
お読みいただき、
ありがとうございました!
改正でした!