Vol.75 結露のおかげで。

前回は、
断熱が弱いところで
壁の表面温度が下がると、
結露しやすくなる、
という話でした。

結露すると、
カビが生えたり、
建物を傷めたり。

あまり良い印象は
ないですよね。

でも今回は、

「あえて結露をさせることで、
いいこともあるんですよ!」

というお話です。

■冷たいコップの水滴

冷たい飲み物を入れた
コップの外側に、
水滴がつきますよね。

あれは、飲み物が
しみ出してきたのではなく、

空気中の水蒸気が
冷たいコップで冷やされ、
水滴になったもの。

これが結露です。

ということは、

空気中の水蒸気を、
わざと冷やして
水にして集めれば?

空気から水分を
取り除けます。☆これが除湿☆

これが、エアコンの
除湿の仕組みです。

■エアコンの中で結露

冷房や除湿の運転中、
エアコンの中には
冷たい熱交換器があります。

そこへ室内の空気を通すと、
水蒸気が結露して、
水滴になります。

その水を集めて、
ドレンホースを通して
屋外へ出します。

夏、エアコンのホースから
ポタポタ出ている水。

あれは、室内の空気から
取り除いた水分なんです。

ちょっとしか出てない?
真夏は1時間で1リットルくらい
出ていることもあるんですよ!

壁で結露すると困るけれど、
エアコンの中の結露は
逆にいいことなんです!

同じ結露でも、
起こす場所と、
水の処理の仕方で、
暮らしに役立ちます。

次回は、

「ジメジメは除湿したいのに、
これ以上のエアコンは寒い!」

水分を取るために冷やす。
でも、冷やしすぎたくない。

そこで登場する、
再熱除湿の話です。

お読みいただき、
ありがとうございました!

改正でした!