Vol.81 フィルターまで、大きな虫は来ない。
前回は、
ファンと蓄熱エレメントの
掃除について紹介しました。
でも、換気扇を開けるとき、
こんな心配はありませんか?
「中に大きな虫がいたら、
どうしよう……」
ほこりは掃除できるけど、
虫はちょっと勘弁して!
という方もいますよね(笑)
今回は、
ヴェントサンの構造と、
虫の入り方の話です。
■空気は細かい穴を通る
ヴェントサンの外気は、
室内側のフィルターに届く前に、
蓄熱エレメントを通ります。
セラミックでできた、
小さな穴がたくさんある部品です。
その穴は直径2ミリほど。
空気は、この細かい穴を通り、
セラミックと熱を
受け渡しています。
そして、その穴を
通れない大きさの虫は、
そこで止まります。
空気は通る。
でも、2㎜を超える虫は通れない。
フィルターのところまで
大きな虫が来にくいのは、
こういう理由なんです。
■横をすり抜けないの?
「穴が小さくても、
エレメントの横を
通ってくるんじゃない?」
と思うかもしれません。
でも、エレメントの周囲は、
スリーブの内側にしっかり密着する
マットが巻かれています。
掃除で取り出すときに、
少し苦労することが
あるくらいタイトです。
これは、空気が周囲を
素通りしないようにするため。
横をすり抜けてしまったら、
セラミックと熱を
受け渡せませんよね。
周囲を密着させ、
細かい穴から空気を通す。
熱交換のための構造が、
大きな虫の通り道も
制限しているんです。
■外部側は注意。
ただし、
エレメントの裏側、
屋外に面した側は別です。
そこは外です(笑)
屋外フードの内側や、
エレメントの外部側には、
虫がいる可能性があります。
室内側のフィルターを
取り外して掃除することと、
エレメントまで抜いて、
その奥を掃除することは、
分けて考えてください。
エレメントを取り出すときは、
外部側に何か付いていないか、
確認したいですね。
■どんな虫でも防ぐ?
もちろん、
細かい穴を通れる
小さな虫もいます。
「虫が一切入らない」
という話ではありません。
今回お伝えしたいのは、
エレメントの穴を
通れない大きさの虫は、
室内側へ通り抜けられない。
ということです。
普段のフィルター掃除で、
大きな虫に出会いにくい。
お手入れをする人には、
こういう構造の違いも
知っておいてもらえると
よいと思います。
次回は、
「ファンが壊れたら、
換気扇を全部交換?」
長く使うための、
部品交換の話です。
お読みいただき、
ありがとうございました!
改正でした!