Vol.72 加湿したのに湿度が上がらない!

前回は、加湿器の種類と、
電気代の違いを見てみました。

今回は、加湿器を使っても、
湿度が上がらない!
というお話です。

部屋は18℃・40%。

少し寒いので暖房をつけて、
乾燥しないように
加湿器も動かしました。

しばらくして見てみると、
24℃・40%。

暖かくなった。
でも、湿度は40%のまま。

「オイ加湿器、君仕事してる?」

水は減っているのに、
変わってませんけど。

……どうなってんの?

■暖めるだけなら約28%

18℃・40%の空気を、
水分を増減させずに
24℃まで暖めると、

湿度は約28%になります。

40%から約28%。

暖めただけで、
ずいぶん下がりますね。

エアコンの暖房が、
水分を吸い取ったわけでは
ありません。

水分は同じでも、
空気の温度が上がると、
相対湿度は下がるんです。

だから冬は暖かい室内が
乾燥してることが多いわけです。

■40%のままでも増えている

でも、今回は、
暖房と加湿器を使って、
24℃・40%になりました。

暖めるだけなら約28%。

それが40%になっている。

つまり、

同じ40%でも、
空気に含まれる水分は
最初より増えています。

「湿度が上がらなかった」

と思っていたけれど、

暖房で下がるはずの湿度を、
加湿で保っていた。

そういうことなんですね。

数字が変わらないから、
何もしていない。

……加湿器からしたら、
ちょっと心外かもです(笑)

■湿度は温度とセットで

普段、湿度計に出る数字は、
「相対湿度●●%」です。

温度が変わると、
分母が増えるので、
分子(水の量)が同じなら

下がっちゃうんです。

だから今回の、

18℃・40%から、
24℃・40%への変化。

空気に含まれる水分は、
ちゃんと増えていますよ。

良かった!

温度も湿度も一緒に見る。

以前も登場した話ですが、
加湿器を使うときにも
役立つんです。

ただ、増えた水分が
今度冷たい場所に届くと、
今度は別の話になります。

次回は、

「湿度50%でも、
窓や収納で結露する?」

部屋は暖かい。
でも、窓や収納の奥は?

冷たい場所の温度も
一緒に見てみます。

お読みいただき、
ありがとうございました!

改正でした!