Vol.64 冬36%、夏74%。湿度の交換率が大きく違う
前回は、
熱交換換気によって
冷暖房の負担を減らすと、
電気代がどのくらい
変わるのかを見てみました。
その計算で使っている、
「湿度交換率」。
ヴェントサンSPでは、
冬は約36%。
夏は約74%。
ん?
同じ換気システムなのに、
ずいぶん違いますね。
今回は、この数字の
見方を整理してみます。
■同じ機械、違う条件
まず、品質証明書を
見てみると、
冬の湿度交換率は35.6%。
夏は74.4%です。
それぞれの試験では、
冬は外気2℃、室内21℃。
夏は外気33℃、室内24℃。
という温度条件が
使われています。
同じ機械ですが、
同じ条件で測った数字では
ないんですね。
■湿気を受け渡す仕組み
ヴェントサンの中には、
多孔質のセラミックでできた
蓄熱エレメントがあります。
給気と排気を
交互に繰り返しながら、
熱だけでなく、
湿気も受け渡します。
通る空気の温度や水分量は、
冬と夏で違います。
「湿度交換率」は、
そうした条件のもとで
どのくらい湿気を交換したか、
という数字です。
確認できるのは、
冬と夏の異なる試験条件で、
異なる交換率が得られている。
ということです。
■冬と夏で、助ける方向も違う
これまでの計算例では、
冬は、室内から出ていく
湿気を減らす。
夏は、屋外から入ってくる
湿気を減らす。
という働きを見てきました。
冬はカラカラ。
夏はジメジメ。
困りごとも反対です。
湿度交換は、
その両方で役立ちます。
熱交換換気システムの交換率を見るときは、
「何%?」と一緒に、
「夏?冬?」も見るとわかりやすい。
ということですね。
次回は
計算サイトに出てくる、
ヴェントサンの消費電力
「1台あたり3W」。
これ、どんな運転のときの
数字なんでしょう?
6台を24時間動かすと、
電気代はいくらになるのか。
簡単に計算してみます。
交換率と室内湿度の違いを、
簡単に見てみます。
お読みいただき、
ありがとうございました!
改正でした!